この本が世に出たのが昭和44年(1969年)、三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で自決する1年前に出された本だ。
「三島由紀夫」と聞いただけでちょっと引く人もいると思う。
右よりな男でそれも彼の最後があまりにも衝撃的過ぎる。
生きた時代も時代だった。
この本をもう何年間読んでいるか忘れてしまったが、特に最近になって共感する部分が多くなってきた。
多分この単行本を買ったのは10年以上前だ。
それは三島由紀夫の年齢(享年45歳)と自分の年齢とが近くなってきていることも、その原因かと感じているが、私が感じているのは、昭和40年代の日本の状況と平成19年の状況に差はないということなのだ。
正直には、ますます悪化していると言わざると得ない状況だが・・・
当時の日本人は日本のことを今よりは真剣に考えてはいた。(だろう)
自衛隊、憲法9条の話になるとややこしいのでここでは避けておくが、日本ってどこかの時点で思考停止状態に陥った国家なんやね。
三島由紀夫が人生の最後にやったことには賛否両論あるが、強弱はあれ、考え方には然程間違いはないように感じている。
日本人のことを真剣に考えていた。本気で。
これだけ毒のある文書を読んでいる人ってどの程度いるんやろか?
全てのことには納得しないが、この本の中身に共感する部分は年々増えている。・・・おやじ化?
国際化社会、世界標準等々・・・それは時代だから・・・と言って古いものを全て捨ててしまっていいのか?
自分のためだけに生きて、自分のためだけに死ぬ・・・それは何とつまらない人生なのだろうか。
「民主主義」と「自由」という意味を履き違えてしまった日本。
今後も履き違えたまま前に進んで行くのであろうが、現代人はそのギャップに耐えることができるのだろうか?
現代人に最も不足している知識は「日本の歴史」だ。
情報化、効率化、共有化・・・機械を媒体にしてコミュニケーションを取ろうとすると日本人は特におかしくなる傾向が強い。
三島由紀夫が現代に生きていたら何と言うであろうか?
多分、絶望していることだろう。
三島由紀夫は市ヶ谷駐屯地での演説用に30分の文書を用意していた。
『日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなすもっとも悪質の欺瞞』
「諸君は武士だろう、武士ならば、自分を否定する憲法をどうして守るんだ」と集まった自衛官達に訴えた。
しかし、その演説は7分程度で終了することになった。
マイクを用意していなかった等々の間接的な要因もありそうだが、演説を聞こうと集まった自衛隊員(聞くつもりはなかったが集まった)から浴びせられるのは罵声だった。
三島由紀夫が訴えたかったことは、「自衛隊の名誉回復」と「日米安保からの脱却」だった。
死してなお、彼は若きサムライたちに問いかけているのだ。
リーダー不在の日本・・・明日はどっちだ!(自己喚起)
でも食べたいもの食べたいんだからしょうがね〜やん!(自己主張)
でも体のことも気にして、ゴルフの練習に行こう!(自己嫌悪)
この動画をMyTubeで見る
木強ければ折る
物壮なれば老ゆ
善く士たるものは武ならず
鍛えてこれを鋭くすれば、長く保つべからず
(老子)
「三島由紀夫」と聞いただけでちょっと引く人もいると思う。
右よりな男でそれも彼の最後があまりにも衝撃的過ぎる。
生きた時代も時代だった。
この本をもう何年間読んでいるか忘れてしまったが、特に最近になって共感する部分が多くなってきた。
多分この単行本を買ったのは10年以上前だ。
それは三島由紀夫の年齢(享年45歳)と自分の年齢とが近くなってきていることも、その原因かと感じているが、私が感じているのは、昭和40年代の日本の状況と平成19年の状況に差はないということなのだ。
正直には、ますます悪化していると言わざると得ない状況だが・・・
当時の日本人は日本のことを今よりは真剣に考えてはいた。(だろう)
自衛隊、憲法9条の話になるとややこしいのでここでは避けておくが、日本ってどこかの時点で思考停止状態に陥った国家なんやね。
三島由紀夫が人生の最後にやったことには賛否両論あるが、強弱はあれ、考え方には然程間違いはないように感じている。
日本人のことを真剣に考えていた。本気で。
これだけ毒のある文書を読んでいる人ってどの程度いるんやろか?
全てのことには納得しないが、この本の中身に共感する部分は年々増えている。・・・おやじ化?
国際化社会、世界標準等々・・・それは時代だから・・・と言って古いものを全て捨ててしまっていいのか?
自分のためだけに生きて、自分のためだけに死ぬ・・・それは何とつまらない人生なのだろうか。
「民主主義」と「自由」という意味を履き違えてしまった日本。
今後も履き違えたまま前に進んで行くのであろうが、現代人はそのギャップに耐えることができるのだろうか?
現代人に最も不足している知識は「日本の歴史」だ。
情報化、効率化、共有化・・・機械を媒体にしてコミュニケーションを取ろうとすると日本人は特におかしくなる傾向が強い。
三島由紀夫が現代に生きていたら何と言うであろうか?
多分、絶望していることだろう。
三島由紀夫は市ヶ谷駐屯地での演説用に30分の文書を用意していた。
『日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなすもっとも悪質の欺瞞』
「諸君は武士だろう、武士ならば、自分を否定する憲法をどうして守るんだ」と集まった自衛官達に訴えた。
しかし、その演説は7分程度で終了することになった。
マイクを用意していなかった等々の間接的な要因もありそうだが、演説を聞こうと集まった自衛隊員(聞くつもりはなかったが集まった)から浴びせられるのは罵声だった。
三島由紀夫が訴えたかったことは、「自衛隊の名誉回復」と「日米安保からの脱却」だった。
死してなお、彼は若きサムライたちに問いかけているのだ。
リーダー不在の日本・・・明日はどっちだ!(自己喚起)
でも食べたいもの食べたいんだからしょうがね〜やん!(自己主張)
でも体のことも気にして、ゴルフの練習に行こう!(自己嫌悪)
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木強ければ折る
物壮なれば老ゆ
善く士たるものは武ならず
鍛えてこれを鋭くすれば、長く保つべからず
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