【昨日の仕事〜ちょっと都庁へ〜】
★焼酎、シングルモルト、佐多宗二商店、映画、読書、U2、THE POLICE、MS-06Sが大好きなおやじの雑記帳★
▼人工の街、新宿へ・・・目的地は東京都庁だ。平気に皆さん歩いていますがそこは人工地盤なんですけど・・・大丈夫っすか?
tokyo
議論のテーマは「都市防災」だ。
要するに関東で大地震が発生した時にどのような対応をするのが最適なのかを話し合う。
案内されて辿り着いたのがある階のある空間(セキュリティ上書けない)だった。
・・・これって「踊る大走査線?」

e_01←ひとつクリッとお願いします!
ここが災害時の司令塔になる場所か〜・・・正直、凄い!
「踊る大走査線」の司令室と「NASA」のスペースシャトル発射司令塔を足して、5で割ったような感じだ。
全く通じない。わからない表現だ。

噂には聞いていたが、予想より凄い迫力のある空間だ。

「都市防災」について議論は続くのであった。
しかしながら、完全なる都市防災などは絶対に無理であり、ある程度の犠牲者は出る。
その予想は最大3万人とされている。
行政が考えているのは「減災」なのだ。
できるだけ犠牲者を少なくする。
ゼロにするのが理想だが、それは現実的に無理であろうというスタンスの上にある。

大地震が発生した時、一体何処にいるのが一番安全か?

案外、震災時の避難場所に指定されている施設が一番危ない場所だったりして・・・地形に十分注意して下さいね。

しつこいが「踊る大走査線」・・・凄い施設だ!

でも正直思うのが、もし阪神淡路大震災クラスの直下型地震がもし東京で発生した時にはそれはどうしようもない状態になるであろう。
様々な防災計画は各都道府県市町村にあるのだが、本当にそれが機能するのかは誰も実証していない。

連絡系統はバラバラ、何が何処でどうなっているのか情報が入ってこないし、次に何処に行けばいいのか、何をすればいいのか指示が来ない・・・そんなモンだろうな。

ただし、ひとつだけ言えることがある。
もし、災害に遭遇して瓦礫の下敷きや何処かに閉じ込められた時、人間の生命は3日間(72時間)は持つと言われている。(致命傷を負った時を除いて)
要するに、災害時に最優先しなければならないのは人命救助である。

インフラの面を考えてみると、復旧するのは電気が一番早い。
電線があればどんな手段を使っても復旧できる。
次は水道であろう。
しかし、案外時間がかかるのがガスである。
阪神淡路大震災の時にもそうだった。
もうひとつ忘れてはいけないのが下水なのだ。
日常、あって当然のように使用しているトイレだが、下水管を通じて処理場へ運ばれている。
その下水管が損傷(切断)を受けるとトイレは使えなくなる。
案外、この下水の問題は安易に考えられることがあるが、人間が日常生活を送る上において無いと非常に困るものなのだ。
おそらくその重要性に気がつくのは一度無くなった時なのであろう。

ご自宅にいる時、職場にいる時、もし大地震が発生したらどのような行動を取るのか時間がある時に考えておいた方がいいと思う。

備えあれば憂いなし・・・案外、初動が一番大事だったりするのだ。
もしかするとそれが運命の分かれ道になるのかもしれない。

絶対法則なのだが、大地震が発生した時に一番安全なのは、人が手を入れていない場所なのだ。
埋立地など以ての外、液状化現象でボロボロになる。
盛ってある土地もだめだ。必ず地盤が円弧滑りを起こす。

それじゃ何処なのよ!・・・とかよく言われるが、私が都市防災を考える上で都内の様々な場所にお伺いをしたが、結論から言うと都内に絶対に安全な場所は存在しない・・・それが現実だ。

絶対に大地震が発生しても倒壊しないビル、それが謳い文句なのだが、そのビルの目の前にあるビルは耐震補強も何もしていない。

本当に滑稽な話なのだ。

繰り返しになるが、新宿って本当に人工の街だ。
街全体が機械のように見える。
何なんだあの摩天楼は・・・でも都庁って凄い。



全く関係のない話になるが、その人工の街「新宿」の駅には未だにフリーな人達(浮浪者)がいる。
昨日も目まぐるしく変化する新宿の地下街に数人のその人を見た。
その人の前を通り過ぎる若者達は鼻で笑うように嘲笑いながら通り過ぎていく。
しかし、私は時々変なことを考える時がある。
私も社会人、サラリーマンだ。
スーツを着て、ネクタイをして街を歩いている。
今のところ、日常生活には何の不自由も無い。

「あの人達と俺って紙一重じゃないんだろうか?」・・・そんな考えを昔から持っている。

別に彼らを否定するつもりもないし、他人事なので彼らは彼らの人生を全うすればいいと客観的に思うのだが、自分のこれまでの生き様や性格や思考回路を考えれば、明日全てを失ってもおかしくないと時々思ってしまうのだ。
そんな考えがあるから「紙一重」という言葉が出てくるのであろう。

新宿・・・人工の街・・・最先端?の街・・・近未来・・・ハイテクな街・・・情報化社会・・・でもそこに佇む浮浪者・・・

万能という言葉は無いのであろう。

「何でもできる。将来は必ず発展する」・・・本当だろうか。
見掛けに騙されて本当は見逃してはいけない何かを見ていないのではなかろうか。

「そんなの当たり前だろ!」・・・実は私が常に忌み嫌う言葉であり、この言葉を発する人物は絶対に信用しないようにしている。
(この法則は当たっていると自分でも思っている)
何が「当たり前なのか?」・・・結局、その人の価値観がはっきりしないからそのような表現をしているだけなのだ。

序でに言うと、「・・・的」とか「・・・派」という表現も私はあまり好きではない。
要するに人や物をその人が持っているカテゴリーに合致させようとする行為なのだ。
しかし、それは価値観の押し売りでしかないのだ。
私はそんな言葉を発する人の言うことは聞いている振りして全く聞いていない。(社内も社外も)

いろんなことを考えさせられる新宿の街だった。

皆、足早に通りを通り過ぎていく、動いている時間、止まっている時間、駅前で煙草をくるらせながらそんなことを考えていた。

私の前には浮浪者が、目を上げれば都庁があった。
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