【昨日の読書〜「三島由紀夫」とはなにものだったのか〜】
★焼酎、シングルモルト、佐多宗二商店、映画、読書、U2、THE POLICE、MS-06Sが大好きなおやじの雑記帳★
▼小林秀雄賞受賞作。なにものだったのか?私にも理解できていない。
「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫) 「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)
橋本 治 (2005/10)
新潮社

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新潮文庫の表紙をパロっているところが面白い。
表紙だけを見ただけで購入意欲がそそられる。

三島由紀夫とは本当に面倒くさい男だった。
「金閣寺」では「私は生きようと思った」と言っておきながら、「豊饒の海」を書き終えると死んでしまう。

この本の中に出てくる言葉、「三島由紀夫邸にあるちゃちなアポロ像」、「塔の中にいる王子」に彼そのものが象徴されている。

「助けて欲しいのだが助けて欲しくない」

私自身、三島由紀夫のことをそんなに研究していないため、よくわからない部分の方が多いのだが、本当にわからないのが何故「豊饒の海」を書いた後に死んだのかなのだ。
何度も「豊饒の海」は読み返したことがあるが、あの作品を書き終えてから自殺する意味がよくわからないのだ。

書き終えた後、彼は「虚無」になったとか、この物語が幻想でないことを証明するために死を選んだとか書いてあるが、「あ〜そうですか」と安易には理解できない。

彼が本当に欲しかったのは「友」だったとかも書いてある。

迫力がある一冊、一気に読破してしまった昨日の午後・・・
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