
ヘレン・ミアーズ(1900〜1989、アメリカ)著
(歴史学者、GHQ)
「占領が終わらなければ、日本人は、この本を日本語で読むことはできない」(1949年8月6日、ダグラス・マッカーサー)
1948年にこの本がアメリカで出版された。
著者は、アメリカは日本を裁けるほど公正でも潔白でもないことを主張している。ペリーによる門戸開放からマッカーサーによる占領までの92年間、なぜ日本は列強の二枚舌流儀(法的擬制と権益確保)を学習せざる得なかったのか、列強はいかに日本の権利を認めず孤立させ戦争へと追い込んだのか。
「国益」「自己責任」「安全保障」ともっともらしい言葉によって、国民が危機にさらされている今こそ知るべきことがある。(本文参照)
この手の本を読むと、私の愛読書である「菊と刀」を思い浮かべる。
私は戦後生まれの人間だ。
ただし、どうして日本が戦争を起こしたのか学校で教わったことがない。むしろ歴史の時間では「タブー」とされていた。
自分で本を読み込んで調べるしかなかった。
戦後教育の弊害が60年を経過して顕在化してきてはいないか?
先日、電車の中で腰を抜かすような出来事があった。
多分高校生だろう。会話を聞いていると、第二次世界大戦で日本とアメリカが戦争をしていたことすら知らないのである。ましてや日本は戦勝国だと思っているのだ。これは教育が間違えている。
「歴史の先生へ 学生に現代史を教えてください」
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