
池袋で2人と別れた後、渋谷に向かう山手線の中で当時のプロレスについて考えていた。
アントニオ猪木の全盛期、確かに激しい格闘があったが、もうひとつ礼があった。戦いながらも、相手に対して健闘を称える態度と言動。
あのボクシングの世界にそれがあるだろうか?
その点、当時のビデオを見ているとやはり猪木は偉大だったのなと感じるしかない。
エンターテイメントだ。お客を楽しませる・・・究極だ・・・今はどうよ?
そしてメールが・・・
ジョージT氏:「いまどこっすか?」
私:「高田馬場です」
そんなこんなで確か1時前後に五臓に到着した。
店には、ジョージT氏とぴょんh氏、その後何かよくわからんカップル1組だったかな?
そのカップルが店に入ってきた瞬間、私は何か変な雰囲気を感じた。
表現するのが難しいのだが、何か異様な雰囲気と私には絶対馴染まないという空気?
要するに、この人と私は絶対に話が合わない。
特に男とは・・・
五臓が閉まって、アビーに移動・・・あのカップルもいるので早々に退散・・・というか私は五臓閉店後、ラーメンを食していた。
○:「帰るよ〜」
「帰るよ」というコマンドは「どさん子ラーメンに行くよ」という意味なのだ。それもタクシーでね。歩ける距離なのに・・・足が退化しますよ!
そんなこんなで「どさんこラーメン」・・・想像程度の食材を食し・・・しかし、○姫がよく食べてたな?珍しいですな・・・処理班登場・・・私・・・もったいないから食べますです。
店を出ると・・・
○:「財布がない・・・店のほうの・・・」
私:「それはやばいよ。タクシーか、歩道か、店しかないね。歩道だとかなりやばいけど探してくるわ。さっきタクシーから降りたところから・・・」
しかしながら、女性の鞄はちと危ない。
口が大きく開いているので、ちょっとしたことでものが落ちる。
チャックぐらい着いている鞄を使えばいいのに、何かあるんでしょうか?こだわりが?
歩道にはないよな・・・とさっきの店に戻っていると・・・
T:「あったあった、店の中にあったよ」
しかしあの慌てぶりは、いつも男前な○姫とはちょっと違った。
普段なら、「財布がね〜や、いくら探してもね〜。しょうがね〜や。帰るよ!タクシー、タクシー〜」といった具合であろうか。
「あれ〜、財布がない、ないの〜・・・あれ?」鞄を地面に置いて、両手で鞄の中をあさるように探している。
その情景を見て、おもちゃ箱に飴を落とした娘が、「パパ〜、飴がないの〜」と両手で探しあさっている情景を思い浮かべた。
かなり、失礼なことを書いている。
2人と別れ、渋谷の駅へ、朝5時だというのに人が多い。不夜城だ。
ホームで、ある若い連中が「1、2、3〜ダッ〜!」と大声で言った瞬間、心の中で私は片手を上げていた。
なぜか、口元が緩んでいる。
地下鉄の席に座り、さすがにうとうととしだした時、頭の中で音楽が鳴り響く・・・「炎のファイター」・・・「猪木ボンバイエ!猪木ボンバイエ!猪木ボンバイエ!・・・」
ただ強いだけではなく、礼を持って相手と戦う、それがやはりヒーローなのだ。
やり方はどうでもいいから、相手を叩きのめし、二度と復活できないような状態に追い込むような事とは全然違うのだ。
これからのキーワードは実はこれなのかもしれない。
昭和復活!
ただのおやじか?
でも、何か元気が出てきた。財布は軽いけど・・・
この一週間、いっぱい仕事して、いっぱい遊びました。
来週は、更なる地獄が待ってます。
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